「木づかいのまち小田原」

FMおだわら78.7MHz 情報番組「MORNING GARDEN」

毎月第4火曜日午前10時5分~

 

おだわら森林・林業・木材産業再生協議会方々をお迎えして、小田原の森や小田原産木材に関わるお話や木づかいへの思いを

パーソナリティ牧いずみとフリートークするコーナーです。


vol.3【小田原箱根伝統寄木協同組合 理事長】 金指 勝悦

「寄木のふる里 畑宿」を目指して
これからもがんばりたい

―「箱根の木工芸」「箱根寄木細工」についてあらためて教えてください

箱根の木工芸で代表的なのは、箱根寄木細工です。

箱根寄木細工は江戸時代末期に、箱根の畑宿でおこった独特の工芸技術で、様々な木の色合いや風合いなどを組み合わせ、たいへん綿密で幾何学的な模様を作り出します。寄木細工の模様については江戸時代から決まっています。


―箱根寄木細工といいますと、お正月に開催される「箱根駅伝」の往路優勝カップが箱根寄木細工になっていますが、あちらは金指さんの作品ですよね?

はい。往路の優勝カップを製作するようになって20年経ちました。

ここ最近は、毎年話題になっていることをテーマに決めて、自分でデザインも行っています。

去年はラグビー日本代表が話題になりましたので、ラグビーボールと駅伝の襷をイメージして作りました。

それ以外にも芦ノ湖の部分を寄木で作ったり、富士山も作りました。

―違う色の木を寄せ合わせて模様を作っているとのことなんですが、小田原の木材も使用していらっしゃるんですか?

最近、小田原の杉の木のやわらかさにはまっています。実は、杉の木と言っても1本1本色が違うんです。その色の違いを使ってランチョンマットも作りました。

今は、小田原林青会からの依頼でホウノキとミズキで壁掛けの作品を作っているんですよ。


ー箱根寄木細工はご自身でデザインされているのでしょうか?

いえ、江戸時代から模様はあるんです。

でも、木の色によって配色などは自分で決めているんですよ。例えば、ホウノキは青、ミズキは白とか。それらを組み合わせて作っています。

ちなみに、このランチョンマットは市松模様ですよ。

―金指さんは、箱根町畑宿のお生まれとのことなんですが、昔と今で森の違いを感じられることはありますか?

畑宿は昔から寄木のふる里なんです。

ほとんどの家庭で寄木をやっていたので、私も自然と寄木の世界に入りました。

幼いときは父と一緒に山に入って、杉の木を植えたりしていましたよ。

今ではすっかり出来なくなってしまったので残念ですが。

―金指さんにとって、「木づかい」とはどういうことだと思いますか?

「おだわら森林・林業・木材産業再生協議会」のおかげで、林青会の高木さんをはじめ、様々な木材に関わる人たちと出会えたことで、がらっと変わりました。

これからは杉やホウノキなどの節の部分のような、みんなが使わなかったり捨ててしまったりする部分を使って作品を作ってみたいと思っています。

また、「寄木のふる里 畑宿」を自分も目指してこれからもがんばっていきたいと思います。


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